■平標山■
２００９年３月







まとまった積雪が数日無いため、雪がしまっている。
曇天のため遅い時間にもあまり雪は緩まず、ベストコンディションとはいかなかったがまずまず。
ややガスだが尾根にも風が無いので無事登頂を果せて満足。

スキーシーズンも後半であり、ゲレンデ外にも慣れておきたいので平標に登る。


ヤカイ沢を過ぎたあたりできわめて適当に登り、尾根を目指す。
樹林の中を歩くが、もっと沢沿いを遡行した方が早かったかも知れない。
樹林も気持ちいいが、写真で見るといつも大した景色ではない。
ウサギなど見ながら進む。




斜度が険しくなった頃、初めての装備を試す。
この汎用アイゼンは山スキーと違い、板側に固定なのでブーツの加重が直に加わらない。
硬い雪を踏むと板からネジごとすっぽ抜けそうな印象があるのだが、
今回使った限りでは一応平気らしい。直登性能も確かに向上した。





森林限界を超えると苗場はこんなふうに見えます。


尾根に出てしばらくするとガス気味になってきたのでどうしようかと思いますが、
風も無いので山頂まで行ってみました。

冬季は初めてここまで来ました。


山頂。道標がまるで十字架のよう。

山頂から南側はかなり気持ちの良さそうな斜面（ただし今回はガスかつガリガリ）。
間違ってしばらくそっちを降りてしまったが気持ちよかった。
そっち側のルートをしっかり把握していれば是非降りてみたい。ガスなので写真は無いです。
夏の木道はむしろそっちのはずだから冬季にも降りてる人はいるのでしょう。

下りの硬い雪ではターンがしづらいが、だましだまし、それなりに楽しめました。
沢まで降りるとブッシュが鬱陶しいです。やはり雪は少ない年なのでしょう。

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