■第６回栂池山岳スキー競技■
２０１０年４月１１日







この競技は、参加者・主催者の顔が近くに見える、いい感じのイベントです（宣伝しときます）。
本格レース用品を揃えるのは金額的に大変ですが、カカトが上がるスキーならなんでも参加できますので、私はテレマークカテゴリーで参加です。
レンタルもあるとか。

敷居は低いのに、日本のトップレベルと一緒に参加できる稀有な機会でもあります。
来年は主催者目標で１００人規模にしたいとのこと。

去年は初体験と言う事もあり、レベルの高さに唖然としながらなんとか完走したが、
体力アップや道具の軽量化など一年がんばって、再び大会にチャレンジしてみました。

最近よく走ったり、会社の階段で三浦雄一郎のマネ事をやったりしていたのはこれのためです。
本大会をキッカケに、トレイル競技なんかも出るようになりました。



一回目はＴＲＡＢのシンテシで出場。
これはこれで山岳ぽい板だが、自分はこの板で上手に非圧雪を滑れなかったので、
今年はセンター幅８３のボレーのカーボンサーフ。締め具は今まで使ってたタルガ・ロキシーを移植。
太さのワリには比較的軽めだが山岳レース用品に比べれば当然鈍重。
ブーツは工夫。Ｔ３のシェルにＴ２のサーモインナーを入れてみたところ軽くなった。インナー丈が伸びて操作性向上したような気も。

ウェアはありあわせの軽いものをかき集める。
ズボンは夏山用のプロモンテのカッパ、手袋はホームセンター購入品。
タイツに至っては紳士肌着売り場のグンゼ。
スキー用のメットは外せるものは全部外す。
この辺はお金を払えばまだまだ改善の余地がありそう。



有休が取れたので、２日前から現地入り。
コース巡って見ると学習する事も多いし、気分も盛り上がる。
下準備している主催者さんも身近に感じる事ができる。





栂池自然園。
競技はゲレンデよりも上のエリアで行われるが、危険なセッピがあるとの事で
今年はこの撮影場所以上の高度は使わないとのこと。 　　





レース前日はブリーフィングを受ける。この旗かっこいいな。
説明はパワーポイントの資料だが、なんともおおらか。
オラの会社のプレゼンもこんな感じで済めばいのにな、と思う。



■当日（レースの写真は無し）


スタートは遠慮がちに後ろの方に陣取る。近くの人に「走ります？、先いきます？」と聞かれるが、
そんなのムリ。いえ、お先どうぞ。黙々とマイペースで行く。

シールは今回新調したコールテックスのCT４０．
糊面を貼り合わせてはいけないらしいので保護用シートを持っていったが、
トランジションで「それは糊面じゃない方に巻くんだよ！」と主催者側の人に教わる。
レースなのか講習会なのかわからない景色になってしまった。


テレマークはショートコースなのだが、それでも終わり頃には足の動きが悪くなってくる。ロングコースをもっと速いペースで周る人たちはすごい体力だ。
ゴールはテレマーク姿勢で滑り込んで意味不明なアピール。カテゴリー２位（でも１位とは３０分も差があるんだよね。競技人口が増えれば自分など埋もれてしまうな）。



ゴールを終えたら食事券を頂きカレーを食べる。
ものを食べられるって事は、まだ限界まで力を出していないのかも知れないが、モグモグと表彰イベントを待つ。

表彰では、全員に賞状。商品もスポンサーさんから数多く御提供頂く。
今のところ参加選手は学級一つ分くらいの規模なので、お楽しみ会的な雰囲気がある。




■宴の後



表彰式を終え、参加者大勢で、ゲレンデの営業終了エリアを降りて行くのが面白かった。
これでおしまい！的な感じがなんとも味わいがありました。











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