■室堂■
２０１２年１１月２８日






平日に、会社を休んで一日だけ室堂

日帰りの室堂というのはやった事がありませんでした。
残業後、夜中にクルマで扇沢へ向かい、車中泊。
やってみると平日は往復とも渋滞が無いため意外とストレスありませんでした。
この時期、アルペンルートは割引券などもありますが、長野側はそれを考えても安い金額では無いです。
でも考えていると行けないので考えない事にします。

始発８：３０始発、下山最終は３時過ぎと制約があります。
なので慌しいかな？と思いましたが、風の強い日だったので、もう十分という気分になって最終便を待たずに下山しました。

（実際には臨時便という形で少し早く室堂に上がれました。）


この日は、新雪というかウインドスラブが堆積している感じです。
雪の飛ばされた締まった斜面とフカフカの斜面が隣り合っていて、お好みの方をどうぞ！という感じでした。

最終便を気にすると、長い斜面を降りたり最後に登り返す行程は選びたくないので、
ターミナルすぐの浄土山近辺を登り返しました。

前泊の人を含め、思ったより人は居ましたが、風が強いためか稜線まで行動している跡がありません。
ここまで来たら槍ヶ岳方面を拝んでおきたいので、トボトボと見に行きます。


真ん中に槍。
しみじみできる景色です。

全てのピークが雪煙を上げています。
人が近寄ってはいけない世界を見ている感じがします。



日本海側と自分の足跡です。


滑って登って滑って…お昼はホテル立山のレストランに。
ここに入るのは初めて。
行動していると気付きませんが、きちんと休むと体が芯から冷えている感じがします。

先客が居なくなり…あれ一人ぼっちに？！
これはあれだ、まるでシャイニングだ！と思って家帰ってシャイニング検索したら、
デイリーポータルＺでそのものズバリの面白い記事がありました。そういえばこれ読んだ事あるな。
なお、テーブルにあるのは白えびからあげ丼です。


もう一回登り返して終了。
午後になると、硬い斜面はテカテカ気味になり、フカフカ斜面も粘度が増しています。
最後の一本は吹き溜まりに突っ込んでしまい、五体投地の祈りみたいになりました。
あんまり太い板を持っていないので、潜る雪は不得意種目です。
細めの板でも技術でなんとかしたいと思っていますが、なかなか難しいです。


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