■　乗鞍雪渓　■


七夕の日

乗鞍高原、休暇村スタート〜大雪渓トイレまで自転車〜肩の小屋までハイク
移動高度１２００ｍくらい？
水平移動距離３５キロくらい。
往復５時間。




こんな天気なのに人力で来るバカ

今日は乗鞍雪渓サイトの管理人さんには会えなかったなあ。

下界が梅雨明けでいきなり高温になってしまったので避暑に。

前泊で乗鞍高原に入り、翌朝起きると予想外に雨。
ウェザーニュースの雨雲画像とにらめっこする。

時間調整すれば雨雲は抜ける！と判断。
行程が長くなるけど国民休暇村Pをスタートとして自転車を用意。
ゆっくり上がっていれば晴れるかな。



１０時過ぎに小降りになったので出かける。
（※その後雨は止みませんでした。わかっていれば三本滝Pスタートにすればよかった…）


自転車スキーは初めて。

実際やってみるとザックは肩と腰に食い込むし、普段使わない筋肉は使うしハード。
どうって事のない坂道も、延々と続くとこんなにつらいのかあ。
板を背負うなんて考えないでよかった。



位ヶ原山荘。ここで止めてあったまりたいなあ…。


高度上げると雨だけでなく風が強まってくる。
森林限界を超えるとさらに強まる。

強風の力で上り坂なのに漕がなくても進んでしまう事がありました。
メッシュインナーを着てこなかった事を後悔。冷える。


３時間ちょいで大雪渓トイレに到着。
ガスで風が強いけど人は居る（一番上の写真）。

テレマークブーツに履き替え、一応アイゼンをつけて登ってみる。


肩の小屋。



もはや強風で吹っ飛ばされそうなのでここで終わりとして滑降。


滑りにくいのは予想していたけれど、日差しも無く風でゴチゴチに。人が滑っていないエリアは岩のよう。
危なくてとても落ちていけない。斜滑降でダラーっと高度を下げるばかり。



たまーにガスが取れたり。



モーグルのラインを降りちゃえばラクなんだろうけどヘタクソだからうかつに入れない。
毎年ちゃんと滑れるようになりたいけど、コブはなんだかセンスが無い。


避暑の自転車スキーという目的は果したので、もう寒くてたまらないので逃げ帰る。

帰りの自転車がラクと思いきやズブ濡れなのでまた寒い。
「さみー！！」と言いながら降りてきた。
震えて筋肉がこわばってくる。避暑どころか低体温症だ。
小径車なのでスピード出すと怖いから下り時間も長くかかってしまう。



徒労感と達成感の混ざる変な一日。
人力で登ってみるとアルピコ観光バスとかスキー場リフトのありがたみがよくわかりました。

なお、１３年７月７日時点、雪解けが遅くバスは畳平まで運行していません。雪渓トイレが終点です。



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