■　１４　山岳スキー競技　■

４月６日




距離　11.6km
累積高度　1260m
タイム　3:33分（おせえ！）

そろそろ空気読め、という感じもしなくは無いが、性懲りも無くまたテレマーク部門で出場。

毎回テレマーク部門はエントリーが少ないので、優勝か？タイムアウトか？というメチャクチャなレース展開になるのが魅力。
３：３３分というゴール時間は正規カテ全員を含めて見るとビリに近い。


今回も思いつく限りで軽量化。この工夫も楽しいところ。
ビンディングのカートリッジをオールマウンテンに変更（微妙に軽いよう）。
ザックは専用品を購入。軽さとスキー脱着スピードを向上（スキーを背負う区間がある）。
いくら頑張っても最新のATスキーの軽さには敵わないけれども…。





いつものように前日入り。下見とかコース踏みを手伝ったりする。
４月らしからぬ降雪。地形によっては楽しい雪だけれども、雪質の変化が激しく、難しい予感。


テレマークの距離は正規距離と同じとされているけれども、「ショートも選択化」という案内もあり迷う。
今回の参加者５名はちゃんと正規距離で回ります。タイムアウトに気をつけないと。


■競技の様子

天気は軽くガス。コースは予定通り。

スタートに並んでからザックのパッドを外し忘れた事に気づく。（＋５０ｇか…）
真冬のような寒気が来ているけれども、薄着。

いつものように先頭からちょっと下がったところからスタート。
自分はダッシュは長く続かず。一定ペースで行く。

登りは、低温で固まった足場にサラサラした降雪。シールのグリップが悪い。
シールが湿るとイヤなのでグライドワックスを結構塗ってしまったのだけれども、これのせいで余計にグリップが悪くなっているのか？
一歩一歩、地味にタイムロスしているような気が…。


最初の滑降はワリと良し。
登り返して早大小屋方面に滑降。下見でゴワゴワなのを知っているので、
平滑な処に逃げるけれども不意に板を掴まれ投げ出される。
ストックを取りによじ登り、大きくロス。
この時どうも時計を失くした様だ。


自然園に向けての長い登り。樹林を超えると強風。もう少し着ていてもよかった。
筋肉の動きも悪くなっているような...。
そんな中で仕事をしている運営側の方もおり、ずっと立っているのは辛そう。

下り。
平滑な新雪でも細めの板は浮かず、雪に突っ込みコケ。

人が滑ってゴワゴワ凍っている処は、まるでデブリを滑っている様。
斜滑降でやりすごそうとするけれども、ゆっくり降りても板がバタバタ暴れて滑れない。
情けない。悪態をつきながら降りる。

登るよりも滑る方が辛いスキーって何なんだろう？


裏鵯の交叉ポイントで、先のループを一周してきたテレマークのCさんに会う。
「速いっすねー！」
Cさんの道具の方が重いにも関わらず、３０分は先行されているのでかなりの体力だ。
頑張って２位を狙おう！

雪が激しくなってくる。
顔面が寒くてたまらないのを我慢してゴールに滑り込む。

レストハウスで持ち物を確認すると、頭に巻いたタオルは凍っている。
ドリンクもほとんど飲んでいない。余計なウエイトだった。

いつもおなじみとなった表彰式を終えてゲレンデを帰る。
ゲレンデはラクチン。季節外れに雪が良くて少し感動ものだった。

来年はどうしよう？


字ばっかりなのでおまけ画像。
（競技ではロープーウェーより上までは上がりません）



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