■　立山　■

２５年４月１８～２０日




今回はじめて剱御前まで登る

5人グループで雷鳥荘泊、入山初日は視界も悪く、雷鳥沢の左を途中まで登り様子見、
翌日はよく晴れたので稜線まで上がった。
もっと急斜面かと思っていたが、どうということは無かった。




予定ではそのまま剱沢を少し落とすはずだったが、剱御前まで上がって少し急な斜面を滑った。

これがいけなかった。
同行の一人が膝をグギッとやってしまった。

登ったものは降りないといけないので、みんなで降りるのだが、
ケガのメンバーは痛みでターンができない。
トラバースを続けて危険な斜面を切ってしまった。



大事には至らなかったがズルズルと流された。

皆でサポートしてなんとか帰ったが、
いろいろ教訓を得た。
例えばアクシデントでザックを他人に任せる場合まで考えると、荷物の軽さは正義だ。



最終日、グループ解散して弥陀ヶ原まで滑ってみることにした。

うじゃうじゃいるインバウンド客を邪魔だなあと思いながら、登山窓口で様子を伺い、まずターミナル裏から天狗平山荘まで下る。
等高線から想像するよりもちゃんとした斜面があるものだと感じた。
この区間は良かった。




天狗平山荘から弥陀ヶ原。
これも良いかと思ったが、途中に急斜面のトラバースがあって通行に苦労した。

雪がズブズブで、踏み込むとズルっ！となってしまう。
昨日遭遇の雪崩のように流されたらどうしようかと思った。
大事を取ってシール歩行に変えて高度を下げて通行した。

それを過ぎると斜面は穏やかになった。
ストップ雪で転ばないように、あまり爽快でない滑りをしながら弥陀ヶ原ホテルで終了した。

今回立山の広い範囲で知見を得た。
室堂エリアだけが立山ではないな、と改めて感じた。
弥陀ヶ原や天狗平山荘を起点に周辺散策をするのも良さそうと思えた。












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