■　Ski Dubai　■

１９年１０月１９日



全体像
ケンピンスキーホテル（エミレーツモール）からの眺め

ドバイの屋内スキー場「スキードバイ」を体験したので、
役に立ちそうな事を残しておく。


うちの会社は、長期勤続の報奨として旅行券を配布するのだが、
旅行に使わないと無効になってしまう。

また、ちょうどこのタイミングで、毎年使っている狭山スキー場が改装休業と知る。
狭山で滑れない分、一足早くドバイでシーズンインという事にしてみる。



■スキー・ドバイの行き方

日本から深夜便を使うと翌日の午前中には到着して滑れる。

空港からタクシー３０分程度。
スキー・ドバイは大型モールの「エミレーツモール」に一体化しているので、
メトロのエミレーツモール駅を使ってもよい。

自分はスキーとブーツを持ち込んだ都合で、スキースロープ隣のケンピンスキーホテルを取った。

ドバイメトロについては、持ち込み荷物の制限がありそうな記述を見かける。
居眠りが禁止とか、日本の鉄道と違う様子があるので用心をする。


一等車、女性専用車がある。近畿車両製。



■チケットの買い方

スキー・ドバイのサイトを見ると事前に日付指定でチケットを買えるように見えるが、
こうゆうのもトラブルの元なので現地で買う事にする。
実際行ってみると混雑は無かった。

しかし「お金を払って終わり」では無い。

レンタルを借りないので身分証明など不要かと思ったが、ＩＤ（パスポート）の提示を求められる。

書類の記入を求められる。電話番号などの個人情報に加え、
　スキー歴は？
　最後に滑ったのはいつ？　などの記入も求められる。
　書式が小さくて書きづらい。

２日通ったが、２日目は窓口の係氏に記憶されており、これらは省略できた。

終わると、リフト乗り場でかざす磁気カードを渡される。デポジットが帰ってくるのだが、
１日これを忘れてホテルで捨ててしまった。
行く人は要注意。


※レンタル利用の場合はどのような追加プロセスがあるのか存じていません。
　リフト券代にはレンタル無しでもグローブとポールは含まれている様子あり。

※自分の道具持ち込みも大丈夫でした。事前に電話で確認を行った。





■リフトについて

合計3機、クワッド、Ｔバー（ロング）、Ｔバー（ショート）を備える。
リフトのゲートは乗る度にいちいちカードをかざす必要がある。

クワッドには中間駅がある。


クワッドは、中間駅（カフェ）でカーブしていく。壁際に見えるのはＴバー（Ｔではなくて円盤だが）


クワッドは、リフトに乗るだけの観光客がたまに使用するので、停止や減速がたまにある。
（ザウスに無かった視点。スキー以外のアトラクションに大変力を入れている。）

クワッドのシートはクッション入りで寒さが和らぐ。（公式サイトによるとマイナス４度）

Ｔバー（ロング）はクワッドよりも速いが、意外と急斜面を登るので、たまに誰かが脱落して止めてしまう事があった。
気温が低いのでＴバーを持っているのは寒い。きちんとした防寒手袋は必須。

今回見ていた限り、リフト待ちはほぼ無い。

ロッカー代をケチってザックを背負っていても怒られない。

混んでいないためもあるが、知らない人同士でクワッドに乗る事はあまりなかった。





■スロープ

クワッドリフトをはさんで2コースがある。
表から見るとさほど斜度が無いが、一定ではなく、急に落ち込む個所を作っている。

リフト下も滑走可能なのでコース取りに自由度がある。

コブは無い。スロープは平滑。







■客層

意外とみんな上手い。
おそらく常連客が多いのと、初心者用の体験スロープは別に隔離されているためと思われた。

スキーが多数派。

中学生っぽいのがレールでふつうに遊んでいる。





■そのほか


土日ともあまり混んでおらず。ただしドバイのカレンダーは金土が休み。

クワッドリフト中間駅にあるカフェは「アバランチ」という名前。

スキー以外のアトラクションが多く、それなりに賑わっている。


ペンギンがたまに出てくる。
こうゆうのに結構みんな夢中。




タマに入って転がる。
大した距離では無いが大の大人が楽しんでいる。

日本が誇ったザウスも、スキー以外にも人を楽しませる事を考えた方が良かったのではないかと思う。


今回の出来事からちょうど1年でドバイＥＸＰＯ。
ブルジュ・ハリファから生中継イベントして盛り上がっているが、日本で聞いた事がなかった。




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