■戸隠・飯綱山■
２００１年２月３日


▲瑪瑙山頂から飯綱山をのぞむ

■感想など

初めて買ったシールというものの威力をためすために、戸隠スキー場から飯綱山に行きました。瑪瑙から鞍部まではフカフカのパウダーを下る。その後はしばらく緩やかな登り。シールに感動。ウロコ板とはくらべものにならない。しかし、登りはちょうど風の通り道になるため非常に寒く、地面から吹き上がる雪の粉に顔をはたかれていると一気に元気がなくなってしまった。宿の御主人は「飯綱山？　うーん大丈夫なんじゃない」と軽く言っていたのだが、この方はヒマラヤに何回も行っているような人なので同じレベルで考えてはいけないのだ。寒いからとっとと登ってしまおうと思うのだが、枯木をよけながら登ると以外と時間がかかるものです。

　　　　

　　　　　

　頂上です。バチ当りだがてっぺんまで雪に埋まった飯綱神社の鳥居にちょっと腰を下ろし、シールを剥がしてすぐ滑降。山頂付近の雪質はモナカ状で、当時の自分の滑降テクニックでは難儀しましたが林間まで下ると雪は再びパウダー状になりました。ここでは生まれて初めて、ヒザまで埋まってるのに抵抗を全く感じないようなパウダーを体験しました。これは気持ちがいい。
　山を下ると後は森の中を歩いて中社ゲレンデに出るだけです。戸隠スキー場は、チャラチャラした音楽を流したりしてないので、耳を済ましても風の音しか聞こえません。そろそろ着いてもよさそうなのに、と不安になった頃、突然スキー場に出ました。

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